専大松戸のドラ候補・渡辺が特大先頭弾

 「高校野球・千葉大会2回戦、専大松戸15-0浦安南」(14日、千葉県天台)

 今春県王者の専大松戸は、今秋ドラフト候補の渡辺大樹内野手(3年)の先頭打者弾などで大勝し、初戦を飾った。

 悲願の甲子園へ、切り込み隊長が幸先良く号砲を鳴らした。初回、チーム今大会初打席で、渡辺が左翼ポール際へ高校通算17号の特大先頭打者弾。「狙ってはいなかったけど、しっかりボールを待てた」と笑った。

 50メートル走5秒9で、中3時には200メートル走で全国大会出場の俊足。ウエートトレでもチームで総合トップの数値を誇る。この日は阪神など4球団のスカウトが視察。ヤクルトの小川SDは「走る姿がいい。体に力があるからあれだけ飛んでいく。将来性がある楽しみな選手」と話した。

 昨年の準優勝を含め、過去5年で4度の4強入りも、優勝はなし。今春県大会には合宿で厳しい練習を重ねる中で臨み、夏の連戦を見据えてきた。渡辺は「まず甲子園。突破口を開いていけたら」と、力強く目標を掲げた。

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