九回猛反撃も…筒香温存De負けた

 「交流戦、DeNA3-4オリックス」(28日、横浜)

 DeNAはどとうの反撃で九回に3点を奪い、差は1点。1死二、三塁と、一打逆転サヨナラの場面。しかし高城が三振、代打・白崎が遊ゴロに倒れて、試合は幕を閉じた。手負いの主砲・筒香は、最後までベンチにいた。

 「きょうは使わないという覚悟を決めた。勇気ある撤退をしました」。中畑監督は苦渋の決断だったことを明かした。右太もも裏筋損傷。「これが9月だったらいかせる」と話すが、悪化すれば長期離脱は避けられない箇所。温存し、敗れた。

 指揮官がポイントとしたのは、それ以前の段階。二回に石川の失策から2点を献上。先発・三嶋も5回3失点で降板。主導権を握られた。「ミス、エラー、ワイルドピッチ、打たれやすいカウントにする。失点するパターンができあがっている。矯正しないといけない」と手厳しかった。

 筒香は「あした(29日のロッテ戦)は、いけるというよりいきます。DHなんで頑張ります」と、指名打者での出場を明言した。再起する主砲が打線にカツを入れる。

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