「広島９－２ＤｅＮＡ」（２９日、マツダ）

　“三度目の正直”とはならなかった。大敗を喫してＤｅＮＡの連勝は５でストップ。６連勝となれば２００７年以来８年ぶり、ＤｅＮＡとしては初の快挙だった。中畑監督にとって通算３度目の挑戦も、その壁は破れなかった。

　序盤に勝負が決した。先発・高橋が２回６失点でＫＯされ「ちょっと厳しかった」と中畑監督。相手が広島のエース・前田ということを考えれば、いきなり敗色濃厚の展開だ。連勝ストップに関しては「いつか止まるよ」としながら「止まり方が悪い」と危機感を募らせた。

　７連敗後の５連勝だっただけに、再び連敗モードに陥るのは避けたい。「ズルズルいかないように、新しいスタートが切れるように頑張ります」と表情を引き締めた。