オープン戦首位に立ったＤｅＮＡに１９日、朗報が舞い込んだ。ユリエスキ・グリエル内野手（３０）がキューバ国内リーグで所属するインダストリアレスが、この日までに同リーグのプレーオフ準決勝進出を逃し、敗退が決定。３月２７日の対巨人開幕戦（東京ドーム）に間に合うことになった。

　高田繁ＧＭ（６９）は「敗退が決まってすぐに来日できるように、手続きは進んでいるはず。航空券も準備しているんじゃないかな」と話しており、弟のルルデス・ジュニア内野手（２１）とともに、近日中に来日する。

　準決勝進出なら来日は４月中旬以降になる予定だった。ぶっつけ本番でなく、少しでも連係プレーなどを確認してシーズンに入れるのはプラス材料。昨季は巨人戦で対戦打率・４２１と打ち込んだ“キューバの至宝”の存在が、目標の開幕ダッシュを実現させる。