ヤクルトが外れ1位で京大の田中英祐投手(22)を指名する可能性があることが22日、分かった。
即戦力投手の補強が急務のヤクルトは最速149キロ右腕を高く評価。球団幹部は「上位候補に入っている。どの球団もそうだろう。もちろん野球の実力で。話題性で獲っても半年も持たない。2位、流れによっては外れ1位もあり得る」と明かした。
この日、スカウト陣は都内の球団事務所でドラフト会議のシミュレーションを行ったもよう。1位指名候補を早大・有原と済美・安楽の2投手に絞ったが、競合する可能性が高く、外れ1位も重要となる。京大初のプロはドラフト1位で誕生するかもしれない。