ドラ1位候補の明大・山崎暗転初黒星

 「東京六大学野球、法大6-1明大」(12日、神宮)

 明大が逆転負けし、1勝1敗のタイとなった。先発した今秋ドラフト1位候補左腕の山崎福也投手(4年・日大三)は、七回途中5失点で今季初黒星。法大は今季初勝利を挙げ、開幕からの連敗を7で止めた。立大は連勝で勝ち点3。東大は先制も実らず、リーグ記録の連敗は84に伸びた。

 山崎がまさかのプレーでリズムを崩した。六回、先頭の平凡な飛球を味方がお見合いして内野安打に。ここから2本の適時打などで逆転を許すと、七回も失点して降板した。

 五回までは1安打、5奪三振と完封ペース。直球は最速146キロを計測し、カーブやスライダーもキレた。それだけに、六回の不運が悔やまれるが「自分が抑えなきゃいけない」と責任を背負った。

 不調で先発から外れた開幕時に比べれば「調子は上がってきていると思う」という自覚はある。この日は11球団のスカウトが視察。巨人の山下スカウト部長も「(前半は)腕もしっかり振れていた。もともと緩急がつけられるし、もちろん1位候補の投手」と評価した。次は最高の投球で勝利をつかむ。

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