中大・島袋が今季初先発で1年ぶり白星
「東都大学野球・中大10‐5青学大」(16日、神宮)
中大が打ち勝ち、優勝に望みをつないだ。
初回に4番・羽山弘起内野手(4年・静岡商)の適時二塁打で1点を先制すると、同点の二回には9番・松田進内野手(2年・国学院久我山)、1番・新城拓内野手(2年・興南)の連続適時打などで3点を勝ち越し。さらに三回にも松田の適時打などで3点を挙げて突き放した。
今秋ドラフト候補左腕の島袋洋奨投手(4年・興南)が今季初先発。再三走者を背負いながら、6回を8安打4失点でしのぎ、今季初勝利を挙げた。
島袋のリーグ戦勝利は昨年10月18日の駒大戦以来で、先発では同9月19日の拓大戦以来。今春から制球難に苦しんでいただけに「遠ざかっていた勝ち星なので、素直にうれしい」と、1年ぶりの白星を喜ぶ言葉にも実感がこもった。
中大が勝利したため、16日の駒大の優勝決定はなくなった。