中大・島袋に虎スカウト「すごい」

 東都大学リーグの中大が14日、東京都八王子市の同大グラウンドで始動。今秋ドラフト1位候補の島袋洋奨投手(3年=興南)は、ブルペンで80球を投げ、ラストイヤーにかける意気込みを示した。

 年末年始も故郷・沖縄で打撃投手を務めるなど、例年より約2週間早いペース。「オープン戦も(2月下旬予定の)開幕戦で投げたい」と気合十分だ。

 10年に甲子園春夏連覇を果たした左腕は、大学では優勝経験なし。3シーズンでリーグ通算11勝と勝ち星を伸ばせていないだけに「入学当初から、大学でも日本一をとりたい気持ちはずっとある。投げる試合は全部勝ちたい」と力を込めた。

 この日の練習始めには、阪神、巨人など6球団のスカウトが訪れた。阪神の中尾スカウトが「タイミングが取りづらい。いい時はやっぱりすごい」と話すように、評価は高い。「上の世界で活躍したい」と、プロへの思いも口にした島袋。主将にも就任した勝負の1年で結果を出す。

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