ヤンキースなど3球団がマー君獲得へ

 ポスティングシステムを利用して今オフに大リーグ移籍の可能性がある楽天・田中将大投手(25)に対し、ヤンキース、ドジャース、レンジャーズが本格的に獲得へ乗り出すことが3日、明らかになった。田中は今後、球団と、メジャー移籍を視野に話し合いを行う見通しだ。

 昨オフに3年契約を結んだ田中。毎年オフに、その条項を見直せる契約内容となっている。昨年の契約更改で将来的なメジャーリーグへの挑戦を明言しており、シーズン中から登板のたびに、複数のメジャースカウトの視察を受けていた。

 特にヤンキース、レンジャーズは登板試合の大半を生でチェック。ドジャースも潤沢な資金で争奪戦に参戦するとみられる。田中がメジャー挑戦を表明すれば、今オフの目玉選手になる。

 今季は無敗の24連勝。数々の記録を塗り替え、もはや国内に敵なしの状態だ。

 もちろん、球団としてはエースの慰留に全力を注ぐ。球団関係者は「三木谷オーナーが、絶対に手放せない選手と言っている」と語り、三木谷オーナー自ら出馬しての残留交渉となる可能性もある。

 田中の今季年俸は4億円。これまでの球界最高年俸は、横浜(現DeNA)の佐々木の6億5000万円だが、それを超える日本人最高年俸となる7億円前後の提示があるとみられる。

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