新生伊原西武、佐々木誠氏を招へいへ
西武の新監督に球団OBで西武、オリックスで監督経験のある伊原春樹氏(64)=野球評論家=が就任することが15日、決定的となった。渡辺久信監督(48)が今季限りでの辞任を表明。4年連続CS敗退が決まった14日に球団へ辞任を申し入れ、この日、正式に了承された。球団は光山英和作戦兼バッテリーコーチ(47)、安部理打撃コーチ(50)の退任も発表し「第2次伊原政権」の組閣を開始。打撃コーチとして、やはり球団OBの佐々木誠氏(48)=野球評論家=を招へいする可能性が高まった。
渡辺監督の辞任とともに、西武が速やかに組閣へ動きだした。居郷肇社長(57)は、後任の監督人事について「(辞任了承が)きょうなので白紙」と強調したが、既にOBで、西武監督経験もある伊原氏を軸に最終調整に入ったもようだ。
伊原氏は東京都内の自宅前で取材に応じた。渡辺監督の辞任会見をテレビで見たと言う。就任要請については否定した上で、巨人ヘッドコーチ時代以来、4年ぶりとなる現場復帰へ意欲十分。要請があれば、との仮定の質問に「まだもう少し気力と体力は残っている。やはり西武ライオンズで育ててもらった。OBとしてそういう思いは人一倍ある」と力説した。
伊原氏は西武監督に就任した2002年、新人監督最多の90勝でリーグを制覇した。その後、オリックス監督などを務め、昨年から野球評論家。「新しい選手が出てきた時に、周りにどんな選手か聞く解説者ではダメ」と、1軍だけでなく、西武第二を含めた2軍にも足しげく通う。そうした姿勢や、周囲にも厳しいキャラクターは、6年ぶりのV奪回へ適任だ。
後任打撃コーチとして浮上した佐々木氏は、伊原氏がオリックスを率いた04年、外野守備兼打撃補佐コーチとして仕えた。現在はNTT西日本の監督で調整が不可欠ながら、ヘッド兼任とする可能性もある。
