2023.11.18

競馬ギガ盛ブログ「こだわり」（１１月１８日）

　こんばんは、ルーキー小田穂乃実です。突然ですが、私は大の朝ご飯好き。朝５時から調教がスタートする夏場は、３時に起きて朝ご飯か夜食か分からないご飯を食べて、２度寝するという、よく分からない生活を送っていました。朝なら、１日かけて食べた分を消費できる…という間違った安心感を持っているので、朝は大量に食べてしまいます。

　金曜の朝、栗東トレセンで取材していると、今から朝ご飯を食べるとウキウキしている茶木調教師に出会いました。「朝は、スクランブルエッグとウインナーをご飯にのせて食べるのがおいしいよね」とお気に入りの朝ご飯について教えてくださいました。でも、いくつかこだわりがあるらしく、「サラダ油じゃなくて、オリーブオイルを使って卵とウインナーを焼くのがいい。そうすると舌触りが優しくなるねん。あと、スクランブルエッグは半熟」と熱く語ってくださいました。

　そして、いつもは大体卵２つウインナー２本だそうですが、「今日はお腹がすいてるから、卵３つ、ウインナー３本にしようかな～」と平和過ぎるお話に、雨ですさんでいた心もほっこりしました。

　そんな茶木先生が管理する、期待の２歳馬ベルウェザーが１９日の京都２Ｒ（ダート１８００メートル）で２戦目を迎えます。半兄のルークズネストは２１年のシンザン記念２着、同年ファルコンＳを制覇。そして、近親には２２年阪神ＪＦでリバティアイランドに０秒４差まで迫ったドゥアイズがいます。

　デビュー戦は、前を進んだ勝ち馬に０秒１届かず２着に敗れてしまいましたが、上がり最速の脚を使い、次につながるレースを見せてくれました。状態についてお聞きすると、「緩さはまだ残っているけど、初戦よりも全然いいね」とのことでした。

　厩舎でお顔を見せていただくと、りりしいお顔にふわっとした前髪が印象的。私が近づくと、お顔を近づけてじゃれてきてくれ、きゅんきゅんが止まりませんでした。そして、写真を見ていただくとお分かりになると思いますが、茶木厩舎は厩舎の中全体がレンガ張り。とても雰囲気があり、ここにも茶木先生のこだわりを感じました。上積みの見込める２戦目も大注目です！