2023.09.22

競馬ギガ盛ブログ「社杯」（９月２２日）

　どうも栗東・島田です。２４日の日曜は社杯の神戸新聞杯が行われます。菊花賞への切符をかけたトライアルとあって、週中の取材にも力が入りました。

　気になっているのはマイネルラウレア。新馬戦から２連勝で出世レースの若駒Ｓを勝ちましたが、その後は脚元の不安があって順調さを欠きました。それでも皐月賞１４着後の京都新聞杯では上位と差のない５着。◎を打っていただけに、ゴール前はもん絶しましたが、改めてポテンシャルの高さを感じさせるレースぶりでした。そして今回が久々の復帰戦です。

　１週前の栗東ＣＷで６Ｆ７７秒９－１１秒７という猛時計をたたき出したように調子は良さそう。ひと夏越しての成長のほどを確かめようと宮厩舎へ向かうと、「現状の仕上がりは９割以上に持って来られた」とは担当の荻須助手です。ただ、ここまで来るのに結構な苦労があったとか。

　「放牧先の北海道がものすごく暑くて、夏バテみたいな感じだった」。今年の夏は全国的に異常な暑さが続きましたが、北海道も例外ではなかったようです。神戸新聞杯から菊花賞への参戦を見据えていたダービー４着馬のベラジオオペラも夏負けで回避しましたし、馬にもこたえる猛暑。それでも、帰厩してからはカイ食いも良く、順調に乗り込んで状態は上向いています。

　ただ、どうも普段のしぐさが以前よりシャキッとしないそうですが、「もともと走る馬って普段はダラッとしていることがあるからね。精神的に大人になって、のんびりしていると思いたい」とのこと。馬券を購入する身としても、どう捉えるか悩ましいです。

　一方で耳より情報もありました。直前は栗東坂路で追い切って４Ｆ５０秒６と自己ベストを更新したマイネルラウレア。しかし、同助手は「相手がさらに動き過ぎた」と苦笑いです。その相手とは２歳馬のタガノデュード。先行していたとはいえ、一杯に追われるラウレア相手に馬なりで楽々と併入に持ち込みました。２３日の阪神３Ｒに出走予定ですが、「たぶん勝つんちゃうかな」とポツリ。要チェックです。