競馬ギガ盛ブログ「栗東滞在中の年度代表馬」(6月9日)
栗東・井上です。この馬が歩けば、関係者の視線が一気に集まります。栗東トレセンに初めて滞在する昨年の年度代表馬。そう、イクイノックスです。
G1馬に与えられる紫色の特殊ゼッケン。天皇賞・秋、有馬記念、ドバイシーマクラシックと3連勝し、3つ並んだ星の刺しゅうが重みを感じさせます。馬場まで落ち着いて歩き、物見をする様子もない。初めて脚を踏み入れたCWでしたが、馬場は入りはスムーズに感じました。
ただ、木村師の見解は違います。普段からイクイノックスと接しているからこそ分かるのでしょう。栗東“初”の追い切り後、美浦にいる時との違いを説明してくれました。
「馬房の雰囲気、馬場に向かう雰囲気。トータル的に考えると、普段ホームで管理している時とはかなり違う状況になっているので。まだ動きを求められる状態ではない。これぐらいだったらやってくれるだろうという設定で、追い切りと称するものをやった。まだテーマに持って行けない」。栗東トレセンで調整して、まだ5日。環境に慣れようと、その一歩を進めた段階のようです。
こう聞くと、深刻な状況に思えてしまいますよね?囲んだ記者からも、そういった空気を感じたのか、木村師は笑顔で捕捉します。「かといって、駄目ということではないですよ。みなさんが言うほど簡単じゃないっていうか。“楽勝でしょう”って清水久詞調教師が言ってくるんだけど(笑)。そんな簡単じゃないということ。ナーバスですよ。大人しく見せるけど、馬場に行く時もまだまだ“関西のノリツッコミ”に対応できないでドキマギしている感じ。いい時はガンガン行くぞと、厩舎の隊列を引っ張る雰囲気を出すけど、他の馬を頼っている状況」。馬は敏感な生き物で、そのシチュエーションによって日々変化します。私たちは“調教”“仕上げ”と簡単に口にしますが、馬を扱うというのは本当に難しい。無双を誇るイクイノックスも例外ではないということです。
これまでにも多くの関東馬が栗東に滞在してレースに備えました。1週間や2週間の滞在が大半で、イクイノックスのような本番3週間前の移動は早めといえます。「できるだけ早くに栗東へ来たかった」。ドバイの遠征で得た教訓を今回に生かした決断です。
阪神、京都に出走する関東馬は、そのレース前日か2日前に競馬場へ移動するのが通例です。宝塚記念の前日に阪神競馬場へ輸送するのではなく、なぜ栗東滞在を選んだのでしょう。「坂路(現在、美浦は改修工事中)が使えないのがゼロではないけど、京都の遠征と阪神の遠征では全然違う。京都はG1を勝たせてもらっているので。一段階やり方が違うんです」。同じ関西圏の競馬場です。何が違うのでしょうか。「輸送にプラス2、3時間かかるのは、馬に相当な負担がかかる。そこで悩みたくない。ジオグリフが阪神きたときもナーバスだった」。ジオグリフは21年朝日杯FSで5着に敗れました。また、ステルヴィオも17年朝日杯FS2着、ファインルージュが21年桜花賞3着と阪神ではあと一歩で涙をのんでいます。トレーナーにとってのG1初制覇は京都で、ステルヴィオの18年マイルCS。阪神をどう克服するか-。イクイノックスと向き合い、選択したのが今回の栗東滞在というわけです。
決戦まで2週間ほど。“まだ2週間もある”のか“あと2週間しかない”のか。心境を聞いてみました。「長いですよ。週末までの日曜日まで、やれることもあるし、失敗することもあるし。ここから長いですね。一日、一日で積み重ねていく作業が続くっていうことです」。国内だけではなく、世界からも注目されるイクイノックス。トレーナーにとっても相当なプレッシャーでしょう。馬の変化に合わせて、木村師の言葉がどう変わっていくのか、注目したいと思います。
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