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【ヴィクトリアM】エンブロイダリー 圧巻G1V3 ルメール喜び爆発!海外含むG1・100勝&牝馬限定G1・20勝

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 「ヴィクトリアM・G1」(17日、東京)

 昨年の牝馬2冠馬が圧巻の強さを見せつけた。1番人気のエンブロイダリーが中団から差し切ってG1・3勝目。ルメールはこの勝利で牝馬限定G1通算20勝目となり、自身の持つ最多勝記録(84年グレード制導入以降)を更新した。2着は2番人気のカムニャック、3着は3番人気のクイーンズウォークが入った。

 これが牝馬2冠馬の実力だ。品行方正、優等生-。お手本のような完璧な走りでエンブロイダリーが府中の直線を堂々と突き抜けた。

 逃げた前走の阪神牝馬Sから一転、6番手に控える形に。ルメールも森一師も「ほぼプラン通り。いいポジション」でのレース運び。道中は内にカムニャックを見ながら外めを追走し、直線に向くと「自分からハミを取ってくれた。坂を上るまで僕はアクションをしていない。自分でギアアップしてくれた」と鞍上が促さずとも加速。残り200メートルから本格的に合図を送ると、一気に後続を突き放し、3つ目のG1タイトルを獲得した。

 ルメールにとっては海外を含めてG1・100勝のメモリアルV。20日に47歳の誕生日を迎える名手は「うれしい。すっごいうれしい」と喜びを爆発させた。99勝から「いつ決められるか」と考えていたそうで「今回は1番人気でした。勝つ自信もありました。スムーズな競馬で1番人気の馬で100勝目ができてうれしかった」と笑った。

 テンションが上がった昨年のオークスや香港マイルでは大敗を喫したが、それ以外は掲示板を外さない堅実さ。森一師は「今春はマイル2戦をターゲットにして、しっかり乗り込んだ。古馬と対戦しても負けないようにと。そのなかで体を減らさず、テンションも上がらず、思い通りの調整ができたことに精神面の成長を感じます」と満足そうにうなずいた。

 今後について「(陣営の)プランは分からないけど、1600メートルのG1、どこでも行けると思います。日本でも海外でも」とルメール。森一師は「2000メートルは守備範囲なのでレースの選択肢はいろいろあると思います」とした上で、「G1・3勝馬ということで常に結果を出さねばならないと。出すレースは全て勝つつもりで臨みたい」と決意を新たにした。

 1歳上の牝馬2冠馬、同世代のG1馬との直接対決を制し、名実ともに牝馬No.1となったエンブロイダリー。これからは新女王として、さらなる頂きを目指す。

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