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【有馬記念】戸崎圭 自身連覇に選んだ“ベリーベリーホース”ダノンデサイル 決断の決め手は衝撃ベストのドバイシーマC

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 「有馬記念・G1」(28日、中山)

 今年最大のキーマンと言えば、連覇を狙うレガレイラ、昨年のダービー馬ダノンデサイルと、お手馬2頭がエントリーした戸崎圭太騎手(45)=美浦・田島=だろう。ともにV候補とあって、どちらの手綱を取るのか注目を集めたが、「正直、悩んだ」結果、ダノンデサイルとのコンビを選択。決め手は、ジョッキー人生のなかでも忘れられないものになったという『ドバイでの衝撃』。そんな“ベリーベリーホース”とともに自身の有馬連覇へ突き進む。

  ◇  ◇

 -いよいよ有馬記念。

 「特別な感情はありますね。1年の締めくくりですし、普段は競馬をやらない方も見てくれている。国民的行事じゃないですけど、乗れることも勝つことも光栄です」

 -昨年を振り返って。

 「レガレイラの強さを見せられましたし、あの接戦を制したように、気持ちの強さを感じました。素晴らしい勝利だったと思います」

 -14年ジェンティルドンナ以来の勝利。

 「あの年はリーディングを獲れましたが、G1は勝っていなかった。最後の最後にジェンティルがプレゼントしてくれたという思いがあります」

 -ジェンティルドンナとレガレイラの違いは。

 「ジェンティルは本当に気持ちが強く、それが表に出ている印象。乗り味的にスゴいという感覚はないんですけどね。一方、レガレイラは柔らかくて乗り味が良く、内々に秘めた強いものがある。あまり表には出さず、優しい繊細な女の子という感じ。でも、最後の勝負根性というか、内に秘めた強いものを持っている印象です」

 -今年はダノンデサイルとコンビを組む。

 「かなり能力を持っている馬だなと思っています。ダービーも一緒に乗っていて(ジャスティンミラノで2着)、強さを感じましたし、ドバイ(シーマC)で乗せてもらった時のあの強さというのは素晴らしいものがあった。ただ、レース中に尾っぽを振ったり、ボロをしながら走ったりと精神的な部分で危うさというか、若さも持っている。イギリスでも感じましたが、そういうところがレースに影響しなければ。精神面が成長してくれたらいいなと思っています」

 -ジャパンC(3着)は英インターナショナルSより精神面が良かった?

 「徐々にスイッチが入ってきている感じはありましたが、イギリスの時よりは全然良かったです。ギリギリ我慢していましたね」

 -ジャパンCでは入線後に落馬負傷。

 「ヒザをやったのは初めてで、思い切りぶつけたので。でも、今思えば大げさだったなと。腫れていたし、内出血もしていて衝撃はありましたが、骨に異常はありませんでしたからね。ええ、今は完調です」

 -ドバイシーマCでは、ジャパンCをレコード勝ちしたカランダガンを置き去りにする強い競馬。

 「間違いなくベストレース。AJCCの時とは全く違いました。AJCCも遊びながら走っていて、正直“これで勝つんか?”と。本当に能力があるんだなと思いましたが、ドバイの1コーナーのスゴさはいまだに覚えています」

 -馬上インタビューで発した“ベリーベリーホース”というワードも話題に。

 「今までSNSなどで発信したことがなく、そういうタイプじゃないなと自分で思っていましたが、“ベリーベリーホース”があって注目されて、自分の殻を破れたじゃないですけど、勢いをつけてくれたという感じ。表に出て行くのが嫌ではなかったけど、自分からはできなかった。1つあることで出て行けているというのはありますね」

 -人気ドラマの“ザ・ロイヤルファミリー”にも出演。

 「あれもいいタイミングだったと思います。自分の人生の1ページになり、いい思い出になった。すごく感動的につくられていましたね。どの役かは分かりませんでしたが、いいところでいい役をやらせてもらいました。現役ジョッキーで山王オーナーの馬に乗ったのは僕を含めてわずかなので(笑)」

 -有馬記念を勝つポイントは。

 「体調が一番大きいと思います。あとは枠順が重要。やはり内枠を引くと大きいです。ジェンティルは4番でしたしね。レガレイラは8番でしたが、あのあたりがギリギリ。ロスなく運べるのがいいのと、ポジションを取りやすい。そこは他のレースと違いますね」

 -右回りに関しては。

 「少し右にモタれて走る部分はありますが、走りに影響している感じはない。僕は気性の方が気になります。流れとしては、ジャパンCを使ったことでガス抜きではないけど、より良い状態で臨める気がするので、今回で右回りの走りが分かると思います。去年3着に走っていますけどね」

 -ポジションを取りに行きたい?

 「そこはペース次第な面があるので。ただ、デサイルはスタートがいい馬ですから」

 -今年はレガレイラが大きなライバルとなる。やはり意識するか?

 「し過ぎないようにします(笑)。ファン投票は60万票以上?すごく裏切った感がありますからね。それでも、ドバイでのデサイルの走りは、ジョッキー人生の中でも忘れられないものがありますから」

 -ダノンデサイルを選んで周りからの反響は。

 「やはり“レガレイラじゃないの?”という声が多いですね。正直、悩みますよね。どうにかあした朝起きたら“体が2つになっていないかな”って思います。このレベルで悩むのは幸せなことですけどね」

 -追い切りに騎乗予定は。

 「もう任せました。一回使っていますし、あまりスイッチを入れるのもなと思って」

 -安田師と話したか。

 「(ジャパンCのレース後に)落馬してね。ああいうことがあったので、馬の体調の方が心配で、最初はやりとりをしました。でも、異常がなく、順調に攻め馬もできていると聞いてすごく安心しました」

 -枠順抽選は引く?

 「一応、引く予定です。枠を引く方がすごく責任を感じますよ。ユタカさんはこういう気持ちじゃないんだろうな。“きっといい枠を引くだろう”みたいな感じがありますから。本当はお願いしたいですけどね。“レースは責任を負うから!”って(笑)」

 -外枠が当たったら?

 「ジャパンCの時もそうでしたが、前に壁はつくりたいなと。どこかで内へ、というイメージですね」

 -最後に意気込みを。

 「関係者もそうですし、ファンの方も一緒になって盛大に盛り上がって、興奮してもらいたいです。ドラマもあって注目してもらっていますし、それに恥じないレースをしたいなと思っています。僕にとっても、今までにないと言うか、レガレイラとダノンデサイルという…新たな1ページになると思っていますので、いい戦いをしたいと思っています」

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