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【尾形充弘元調教師のザ・戦評】イクイノックス 強さ次元違う勝ち方

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 「宝塚記念・G1」(25日、阪神)

 上半期の総決算となるドリームレースを制したのは、単勝1・3倍の断然人気に推されたイクイノックス。ファン投票で歴代最多の21万6379票を獲得したスターホースが、“世界ランク1位”の走りを見せつけ、G1・4連勝を飾るとともに史上21頭目となるJRA獲得賞金10億円突破を果たした。

  ◇  ◇

 負けてはいけないと思っていたイクイノックスが、強い競馬をして勝ちました。

 スタート後、つまずくような感じで位置取りは16番手。その後は勝負どころで馬群の外を回って直線は大外に。普通の馬なら届かないようなコース取りでしたが、しっかり勝ち切りました。着差は首ですが、それ以上の価値がある勝利です。

 阪神内回りは追い込みが決まりづらいコース形態で、しかもきょうの馬場は内が伸びていました。その状況下で、後方から大外を回って差し切ったイクイノックスには次元の違う強さを感じました。

 2着スルーセブンシーズは末脚勝負にかけました。残念だったのは直線で進路がなく、スムーズさを欠いたところ。あれがなければさらに際どい勝負になっていたでしょう。

 3着ジャスティンパレスは早くから手が動いて、勝負どころでの反応がひと息。それでも最後は伸びてきたように地力はあります。

 ジェラルディーナは自ら動いて勝ちにいく競馬をしました。4着でしたが、力は出し切りました。

 世界No.1のイクイノックスの強さ、その最強馬と好勝負を演じた馬たち。今年の宝塚記念を見て、日本の競馬がレベルアップしていることを改めて感じました。(元JRA調教師)

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