1. ホーム
  2. うま屋

ナイスネイチャ逝く 35歳大往生 有馬3年連続3着の個性派

続きを見る

 個性派ホースとして人気を集めていたナイスネイチャが30日、死んだことを認定NPO法人の引退馬協会が発表した。35歳。存命中のJRA重賞ホースでは最高齢だった。

 同馬は1988年4月16日に生まれ、90年12月2日の京都でデビュー。同15日の新馬戦(ダート1400メートル)で初勝利を挙げた。着実に勝ち鞍を重ね、91年小倉記念を皮切りに、京都新聞杯、鳴尾記念で重賞V。同年の有馬記念は3着に終わった。

 翌92年は秋の天皇賞で4着、続くマイルCSは3着。暮れの有馬記念はまたしても3着に終わる。以降も勝ち切れぬレースが続き、93年有馬記念はまたまた3着。“ブロンズコレクター”として名をはせるようになった。最後の1着は94年の高松宮杯(芝2000メートル)。ゴール後は主戦の松永昌博騎手(現調教師)とともに大きな声援に包まれた。

 G1馬ではないものの、大レースで善戦したバイプレーヤーとして人気は高く、サイゲームスの「ウマ娘 プリティーダービー」に登場したことで令和のファンにもその名は浸透。今年、ナイスネイチャを“広報部長”とする引退馬へのドネーション(寄付金)が7400万円を超えて過去最高を更新するなど話題となった。しかし、5月に入ってカイ食いが減り、日に日にやせていく様子が引退馬協会のツイッターでつぶやかれ、ファンから心配されていた。

 同協会はホームページで次のように報告した。

 「当協会の広報部長であるナイスネイチャ号(セン35歳)が本日亡くなりました。同馬は体調を崩してから、放牧地ではもちろん馬房でも一度も寝ていませんでしたが、11時半頃に渡辺牧場の放牧地で自ら横たわり、そのまま立てなくなりました。本日は朝から心拍数も上がり腸の動きも鈍化し、体力的にはもはや限界だったため、獣医師と相談の上、鎮静剤と麻酔剤を投与し苦しまないよう配慮の上、12時40分安らかに旅立たせていただきました。相棒のメテオシャワーと渡辺牧場のみなさんに見守られ、眠るように亡くなりました。同馬の余生を応援していただいた皆様、献身的に同馬をケアしていただいた渡辺牧場の皆様、獣医師の先生方に心よりお礼申し上げます」

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

関連ニュース

ニュース

 阪神JFを制したスターアニス(右)=撮影・中田匡峻

NEW 2025.12.15

【阪神JF】スターアニスが2歳女王 母が果たせなかった夢かなえた!レースレコードタイ完勝 全4戦でコンビ松山「馬に感謝」

 「阪神JF・G1」(14日、阪神) 28年ぶりに重賞勝ち馬不在で行われた2歳女王決定戦。…

一覧を見る

馬体診断 - 朝日杯FS

アドマイヤクワッズ

朝日杯FS

エコロアルバ

朝日杯FS

ダイヤモンドノット

朝日杯FS

リアライズシリウス

朝日杯FS

カヴァレリッツォ

朝日杯FS

タガノアラリア

朝日杯FS

コルテオソレイユ

朝日杯FS

アイガーリー

朝日杯FS

アドマイヤクワッズ

エコロアルバ

ダイヤモンドノット

リアライズシリウス

カヴァレリッツォ

タガノアラリア

コルテオソレイユ

アイガーリー

有力馬次走報

一覧を見る

今週の注目レース

あと
6

G1 朝日杯FS

12/21(日) 15:40発走 阪神芝1600メートル 馬齢 2歳オープン

開催まで5日

G3 ターコイズS

12/20(土) 15:45発走 中山芝1600メートル ハンデ 牝馬 3歳以上オープン

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

12月14日 中京9R

3連単
32,570円的中!

島田敬将

島田敬将

12月14日 中山12R

馬連
16,490円的中!

小田穂乃実

小田穂乃実

主要ニュース

  1. 「離婚して」投稿から3日 夫をバッサリ
    「離婚して」投稿から3日 夫をバッサリ
     作家の室井佑月氏が14日、Xを更新。緊急入院となった病名を明かし、夫で立憲民主党議員の米山隆一氏へ苦言を呈した。
  2. 前市長のポエム投稿に直木賞作家が苦笑
    前市長のポエム投稿に直木賞作家が苦笑
     15日に放送されたTBS系「ゴゴスマ~GoGo Smile」では、14日に投開票が行われた伊東市長選について取り上げた。前市長の田久保真紀氏は落選した。
  3. 広島ドラ5 8人きょうだいがズラ~リ
    広島ドラ5 8人きょうだいがズラ~リ
     広島の新入団選手発表会見が15日、広島市内のホテルで行われ、ドラフト5位の赤木晴哉投手(22)=仏教大=が8人きょうだいで記念撮影を行うシーンがあった。
  4. スノボ平野歩夢 第1子誕生で心境変化
    スノボ平野歩夢 第1子誕生で心境変化
     スノーボード男子ハーフパイプで、22年北京五輪金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が15日、都内で取材に応じた。第1子誕生を明かし、連覇のかかる26年ミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて「海外に行く時にみなぎるものが、自分だけのものというよりはエネルギーをもらう。行くときは寂しくなるときも増えた。新しい自分の人生が始まったなという感じ」と、これまでとの心境の変化を実感。続けて「初めての自分の子どもで1歳ちょっと。成長の変化を実感する日々が多くて癒やし」と、のろけてパパの顔をのぞかせた。
  5. 楽天・石井GM 申請期限日に辰己に言及
    楽天・石井GM 申請期限日に辰己に言及
     楽天の石井一久GMが15日、取材に対応した。この日はポスティング申請の期限となっている。