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ナイスネイチャ逝く 35歳大往生 有馬3年連続3着の個性派

高松宮杯を制したナイスネイチャと松永昌博。右端は松永善晴師=94年7月10日、中京競馬場
高松宮杯を制したナイスネイチャと松永昌博。右端は松永善晴師=94年7月10日、中京競馬場
 高松宮杯を制したナイスネイチャ。2着・スターバレリーナ、3着・マーベラスクラウン=1994年7月10日、中京競馬場
 高松宮杯を制したナイスネイチャ。2着・スターバレリーナ、3着・マーベラスクラウン=1994年7月10日、中京競馬場
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 個性派ホースとして人気を集めていたナイスネイチャが30日、死んだことを認定NPO法人の引退馬協会が発表した。35歳。存命中のJRA重賞ホースでは最高齢だった。

 同馬は1988年4月16日に生まれ、90年12月2日の京都でデビュー。同15日の新馬戦(ダート1400メートル)で初勝利を挙げた。着実に勝ち鞍を重ね、91年小倉記念を皮切りに、京都新聞杯、鳴尾記念で重賞V。同年の有馬記念は3着に終わった。

 翌92年は秋の天皇賞で4着、続くマイルCSは3着。暮れの有馬記念はまたしても3着に終わる。以降も勝ち切れぬレースが続き、93年有馬記念はまたまた3着。“ブロンズコレクター”として名をはせるようになった。最後の1着は94年の高松宮杯(芝2000メートル)。ゴール後は主戦の松永昌博騎手(現調教師)とともに大きな声援に包まれた。

 G1馬ではないものの、大レースで善戦したバイプレーヤーとして人気は高く、サイゲームスの「ウマ娘 プリティーダービー」に登場したことで令和のファンにもその名は浸透。今年、ナイスネイチャを“広報部長”とする引退馬へのドネーション(寄付金)が7400万円を超えて過去最高を更新するなど話題となった。しかし、5月に入ってカイ食いが減り、日に日にやせていく様子が引退馬協会のツイッターでつぶやかれ、ファンから心配されていた。

 同協会はホームページで次のように報告した。

 「当協会の広報部長であるナイスネイチャ号(セン35歳)が本日亡くなりました。同馬は体調を崩してから、放牧地ではもちろん馬房でも一度も寝ていませんでしたが、11時半頃に渡辺牧場の放牧地で自ら横たわり、そのまま立てなくなりました。本日は朝から心拍数も上がり腸の動きも鈍化し、体力的にはもはや限界だったため、獣医師と相談の上、鎮静剤と麻酔剤を投与し苦しまないよう配慮の上、12時40分安らかに旅立たせていただきました。相棒のメテオシャワーと渡辺牧場のみなさんに見守られ、眠るように亡くなりました。同馬の余生を応援していただいた皆様、献身的に同馬をケアしていただいた渡辺牧場の皆様、獣医師の先生方に心よりお礼申し上げます」

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