バーテンダーは女性だけ!~北新地
大阪有数の繁華街、北新地に女性バーテンダーだけの店がある。「BAR PREMIER(プルミエ)」はオーナーの山本智恵美さん(42)とスタッフの鳥瀬麻世さん(34)が毎夜、素敵なお酒と非日常のひとときを提供。スタイリッシュながら木のぬくもりが漂う店内で、この季節にピッタリの一杯をいただきました。
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山本さんは2003年11月に同店をオープンした。「女性1人でも気軽に入ってもらえるように」と女性バーテンダーの店に。壁板、床、カウンターに使われているのはサントリーの樽材。「お酒が入っていた樽で、曲っている樽を真っ直ぐの板にするのはサントリーさんだけの技術だそうです」
さらに、カウンターの足元と床にはマイナスイオンが出るという竹炭を埋め込んだ。「ほんまかどうかわかりませんけど」と山本さんは笑うが、言われてみれば気持ちがスーッと落ち着くよう。
山本さんは20歳のときにバーでアルバイトを始めた。「お酒は飲めなかったのですが、すぐに興味がわき25歳から北新地で働くようになりました」。2006年には「サントリー ザ・カクテルアワード カクテルコンペティション」のショートカクテル部門で最優秀賞を受賞。昨年、同じコンペの「リキュール部門」で鳥瀬さんが優秀賞を獲得した。
OLから転身
鳥瀬さんはOLをしながら同店でアルバイトをし、「この世界一本でやっていこう」と10年前に決意。山本さんの右腕として奮闘してきた。鳥瀬さんは「(オーナーは)お客さんが誕生日だと聞くとその場で花を買いに行ったり細かいところまで気遣いができる人。見習うところが多いです」と話す。一方、山本さんも「明るくて頑張り屋」と鳥瀬さんを讃えた。
優秀賞に輝いた鳥瀬さんの作品が「初蛍(はつほたる)」(1300円)だ。初夏、その年の最初に見られる蛍のこと。滋賀県比良山で遭遇した蛍群が忘れられず、これをイメージして考案したという。青りんごのリキュールにシングルモルトウイスキー「白州」を加え、ミントで清涼感を表現。ホタルにみたてたデコレーションはなすの皮。細かいワザで見た目も楽しませてくれる。
山本さんは、「バーに来たらバーテンダーといろいろ話しながら好みを見つけていって」とビギナーへアドバイス。何気なくしてしまいそうだが、混み合っていなくてもカウンターへバッグを置くのはマナー違反だそう。「カウンターはバーの命」。傷がついたら台無しですもんね。
◆BAR PREMIER 大阪市北区曽根崎新地1の2の20ノースタウンビル2F JR北新地駅から徒歩2分。TEL06・6343・8611。営業時間17時半~翌2時。土曜0時まで。日祝日定休。GW中は日祝も0時まで営業。
