今季で引退…心を打った球児の言葉
阪神の藤川球児投手が今季限りでの現役引退を表明した。分かっていても打てない“火の玉ストレート”を武器に、守護神としてタイガースを支えてきた。会見で語った球児の印象的な言葉をまとめた。
公開日:2020.9.3
「僕が生まれる前からいる阪神ファンの人のために、やる義務があった」
「僕が生まれるもっと前からいる阪神ファンの人のために、やる義務があった。生え抜きとして。そこはプライドがあったかな」
【藤川球児一問一答・1】「監督」ではなく「矢野さん」に伝えた
「前向きであり続けた」「苦しかったけど、僕は自分に勝ちましたから」
「前向きであり続けたことがよかったです。振り返らずに、前を向くということが、一番できたことかなと思います」
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「苦しかったけど、僕は自分に勝ちましたからね。だから楽しかったし。藤川球児という存在をみんなに知ってもらえて幸せ」と感謝を口にした。
阪神・藤川引退会見「自分が一番タイガースが似合っている」甲子園は「母」阪神は「父」
矢野監督ではなく「矢野“さん”に伝えました」
かつてバッテリーを組んだ矢野監督への感謝を口にした。
阪神・藤川、引退報告は矢野監督でなく「“矢野さん”に伝えました」
インタビュアーから矢野監督への引退報告について聞かれると、「伝えましたけど、“矢野さん”に伝えました」と笑った。
「監督と選手である立場は100%わきまえている。選手としては必要であれば、あと2か月半、使ってくれたらいいし、力がなければ他の選手でやるべきだし、勝つためだけに…、だけど矢野さんには感謝です」
阪神・藤川、引退報告は矢野監督でなく「“矢野さん”に伝えました」