今季で引退…心を打った球児の言葉
阪神の藤川球児投手が今季限りでの現役引退を表明した。分かっていても打てない“火の玉ストレート”を武器に、守護神としてタイガースを支えてきた。会見で語った球児の印象的な言葉をまとめた。
公開日:2020.9.3
「1年間、体の準備が整わなければプロ失格なので」
「いつも最後だと思っていた。全く悔いはない」とし、ファンに向けた感謝、後輩に向けたエールを語り尽くした。
藤川引退会見 粉骨砕身の22年「全く悔いはない」ファンに感謝、後輩にエール
「必然というか。1年間、体の準備が整わなければプロとして失格なので」。引退決断に至った経緯を明かした。
藤川引退会見 粉骨砕身の22年「全く悔いはない」ファンに感謝、後輩にエール
「いつつぶれてもいい覚悟でやってきた」
「いつつぶれてもいい覚悟でやってきた。僕、戦の話が好きで、粉骨砕身っていう意味で…」。言葉がなかなか続かない中、しばらく沈黙の後、「セーフですよね?」と笑わせて話を続ける。
藤川引退会見 粉骨砕身の22年「全く悔いはない」ファンに感謝、後輩にエール
「自分が一番タイガースが似合っている」
「この人生しかないので。名前も球児ですし。他の選手には失礼かもしれませんが自分が一番タイガースが似合っていると思います」
阪神・藤川引退会見「自分が一番タイガースが似合っている」甲子園は「母」阪神は「父」
「甲子園球場が母親。阪神タイガースは父親」
「甲子園球場は僕にとって母親。阪神タイガースは父親」。“両親”の前で、優勝という形の最後の親孝行をする思いだ。
藤川引退会見 粉骨砕身の22年「全く悔いはない」ファンに感謝、後輩にエール