阪神・高山、どうしたかつての新人王…悔しさにまみれた18年シーズン

阪神・高山が苦しんでいます。ルーキーイヤーの16年は新人王を獲得する活躍でしたが、その後は大きな結果を残せず。若虎が苦しみ続けた18年シーズンをデイリー紙面で振り返ります。来季の巻き返し、頼むデ!

公開日:2018.11.26

シーズン前、巻き返しを誓っていた高山

高山は200万円減でサイン 2軍降格も経験「テレビで見る阪神戦は不思議な感覚」

 阪神の高山俊外野手(24)が5日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸4000万円から、200万減の3800万円でサインした。(金額は推定)

高山は200万円減でサイン 2軍降格も経験「テレビで見る阪神戦は不思議な感覚」

 プロ2年目で迎えた今季は、103試合に出場し、打率・250。6本塁打、24打点に終わった。

高山は200万円減でサイン 2軍降格も経験「テレビで見る阪神戦は不思議な感覚」

 昨季は新人王に輝くなど躍進の1年だっただけに、悔いが残るシーズンに。

高山は200万円減でサイン 2軍降格も経験「テレビで見る阪神戦は不思議な感覚」

 「自分のやるべきことをしっかりやりたい」。悔しさを糧に、高山が3年目へ向けて前だけを見つめた。

高山は200万円減でサイン 2軍降格も経験「テレビで見る阪神戦は不思議な感覚」

シーズン前から猛アピール!金本監督も注目

2018年2月5日デイリースポーツ紙面

【2018年2月5日デイリースポーツ紙面より】
「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)
 阪神・高山俊外野手(24)が、打撃投手を務めた石崎剛投手(27)からファーストスイングで右翼への一発を放った。積極的な姿勢に加えて、速球を確実に仕留めたところを、金本監督も「高山は良くなってるよ」と評価した。
 石崎に対し、初球を見逃してから2球目を振り抜くと、打球は右翼席に着弾。スタンドから拍手とどよめきが起こった。片岡ヘッド兼打撃コーチも「石崎は速い真っすぐのピッチャー。タイミングを準備できていたからああいう結果になったと思う」とたたえた。
 前日、金本監督は高山の成長を認めた上で「真っすぐに弱い高山と中谷はちょっと捉えるのに時間がかかってる」と話していた。それだけに、この日の2球目の一発を含む18スイングで2本のアーチという結果は、価値あるものとなった。

2018年3月5日デイリースポーツ紙面

 「オープン戦、ソフトバンク6-4阪神」(4日、ヤフオクドーム)
 阪神・高山俊外野手が2安打。一昨年の新人王が存在感を示した背景には、金本監督から出されたある“指令”があった。

高山 金本監督の「長打禁止令」に即答マルチ! 力み消えて「らしさ」出た

 「『長打狙い禁止令』を出したから。結果的に長打になるのはいいけど、やっぱり力みが激しかったからね。力みからくるバランスの崩れというのが最近、あったから」と明かした指揮官。

高山 金本監督の「長打禁止令」に即答マルチ! 力み消えて「らしさ」出た

 高山はオフに肉体改造に成功。体脂肪が減少して筋力値は上がり、30メートル走で4秒を切るなど、力強さとスピードが備わってきた。
 その“生かし方”を懸命に探っていたが、この日放った2本のヒットは確かな指針となるはず。

高山 金本監督の「長打禁止令」に即答マルチ! 力み消えて「らしさ」出た
2018年3月17日デイリースポーツ紙面

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