阪神・高山、どうしたかつての新人王…悔しさにまみれた18年シーズン

阪神・高山が苦しんでいます。ルーキーイヤーの16年は新人王を獲得する活躍でしたが、その後は大きな結果を残せず。若虎が苦しみ続けた18年シーズンをデイリー紙面で振り返ります。来季の巻き返し、頼むデ!

公開日:2018.11.26

 「阪神4-3広島」(10日、甲子園球場)
 試合後の会見、阪神・金本監督が白い歯をこぼすことはなかった。むしろ唇を震わせ、必死に怒りを抑え込もうとしているようにも映った。「これでよく勝てたなと思うし、こういうプレーをしても勝てるんだと絶対に思わないことですね」

金本監督 開幕星も激怒 「言うに値しない」「これでよく勝てたなと」

 初回からこれでもかとミスが続いた。指揮官が「言うに値しません」と断罪したように、初回無死一、二塁から糸井が放った右翼への大飛球に、二走・高山がタッチアップできなかった。

金本監督 開幕星も激怒 「言うに値しない」「これでよく勝てたなと」

 堂林が捕球体勢に入りながら「薄暮で打球を見失ってしまって」と三塁ベースの手前まで到達しており、一、三塁と好機を広げられなかった。

金本監督 開幕星も激怒 「言うに値しない」「これでよく勝てたなと」

5月18日に再調整のため2軍へ。1カ月後の6月12日に再登録されます。

交流戦で存在感!待望の1号弾も出た

2018年6月13日デイリースポーツ1面

 「交流戦、日本ハム5-10阪神」(12日、札幌ドーム)
 昇格即スタメン出場した阪神・高山俊外野手(25)が四回、右中間席に勝利を手繰り寄せる1号3ラン。

高山待望1号 ナバーロ獲得目前で尻に火、昇格即イッパツ回答

 打球は右中間スタンドにあるボール型の広告を直撃。文句なしの一発に「最高の結果」と言った。

高山待望1号 ナバーロ獲得目前で尻に火、昇格即イッパツ回答

 2軍でも腐らず、あきらめず、本来の姿を追い求めた高山。金本監督も「前向きな姿勢というかね。よく声も出ていたし。そういう姿勢は評価したい」と目を細める。

高山待望1号 ナバーロ獲得目前で尻に火、昇格即イッパツ回答
2018年6月17日デイリースポーツ1面

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