阪神ドラ2馬場 サヨナラ呼んだ救援6回2失点 神宮大会進出王手「うれしかった」思わず絶叫
「関東地区大学選手権・準々決勝、日体大5-4上武大」(6日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
阪神からドラフト2位で指名された、日体大の馬場拓海投手(4年、福岡大大濠)が、関東地区大学選手権の準々決勝・上武大戦(平塚)にリリーフで登板。延長タイブレークをゼロに抑えるなど、6回2失点の力投でサヨナラ勝利を呼び込み、神宮大会進出へ王手をかけた。
試合終了の瞬間、馬場は満面の笑みを浮かべながら、仲間と熱い抱擁を交わした。「まだ試合を長くやりたいのでうれしかったです」。負ければ終わりの一戦で力投。チームを劇的勝利に導いた。
プレッシャーのかかる場面で力を発揮した。同点で迎えた延長十回、無死一、二塁から始まるタイブレーク。最初の打者を遊ゴロ併殺打に打ち取ると、2死三塁からは146キロの直球で詰まらせての二飛。普段は感情を出さない馬場が雄たけびを上げ、力強く拳を握った。「あんまり気持ち出さないんですけど、最後はやっぱうれしかったです」と振り返った。
ドラフト指名後の2試合は、いずれも先発だったが、この日は2点ビハインドの五回からマウンドに上がった。いきなり2点を失ったが、捕手とコミュニケーションをとりながら徐々にテンポアップ。粘りながら味方の援護につなげた。
今秋のリーグ戦でも登板した10試合中、8試合が中継ぎと慣れたポジションではある。加えて中継ぎだけで3勝をマークするなど、“勝ち運”も持っている。「自分の中で(温存することなく)マックスで行ってるんで、そこが勝てている要因かなと思います」と分析した。
次戦は中2日空いての神奈川大戦。勝てば神宮大会の切符をつかむことができる大一番だ。「先発か中継ぎかわからないですけど、自分が勝たせてやるって気持ちで、マウンドに上がりたいです」と意気込んだ馬場。日本一にたどり着くまで、全力で腕を振り続ける。
