阪神・藤川監督「今まででベスト」3度目秋季C初日に手応え いきなり「作戦」実施 取り組む姿勢を評価「血となり肉となる」

 「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)

 求めてきた光景が、安芸のグラウンドに広がっていた。活気にあふれ、ひたむきに汗を流す選手たちの姿が頼もしい。阪神・藤川球児監督(46)は「初日にしては、今までではベストかなと思います」と充実の表情を浮かべた。

 就任1年目の24年から数え、3度目の秋季キャンプ。「没頭」を旗印に、若手たちには質ではなく量を求める方針を明かしていた。打撃練習では指揮官自ら声をかけ、身ぶりを交えて助言を送る姿もあった。「選手が気持ちに迷うことなく取り組み続ける状態で、笑顔もありながらやってくれている。これは元々、持っていきたかったスタイルでもある」と、ひたむきに汗を流す姿に手応えを感じ取った。

 午前中には「作戦」というメニューも実施。打者組と走者組に分かれ、無死一塁、無死一、二塁などを想定して犠打やエンドラン、セーフティースクイズを敢行するケース打撃を繰り返した。

 秋季キャンプ初日からメニューに組み込んだ意図を「教育ですね」と説明した。「成功、失敗はほとんど関係なくて、一つのプレーに対する取り組む姿勢を見ています。一つの物事に対して、どれだけ興味を持って選手たちがやっているか。その主体性がいずれチームの血となり肉となる。これをまた球団の文化、財産にするというところ」と藤川監督。リーグ3連覇に向け、多角的な視点でチームを構築していく。

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