阪神・立石決意の16発 23歳誕生日に藤川監督助言で開眼!秋季キャンプ初日から全開 三塁獲りへ「充実」発進

 「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)

 阪神は1日、高知県安芸市で秋季キャンプ初日を迎えた。立石正広内野手(23)はフリー打撃で、67スイングで4連発を含む16本の柵越えを放った。ロングティー打撃中には藤川監督から助言を受け、即実践。この日に23歳の誕生日を迎えた中、初の秋季キャンプで充実のスタートとなった。

 打球がフェンスを越えるたびに、安芸の虎党の熱気は徐々に高まっていった。正午過ぎ、立石の打撃練習が始まると、観衆の視線はメイングラウンドにくぎ付けとなった。

 フリー打撃の歓声が最も大きくなったのは49スイング目。左翼への柵越えを記録すると、50、51、52スイング目も左翼フェンスを越えて4連発。いきなり存在感を示した。さらにファウルを挟み、54、55、56スイング目も軽々と3連発。「打球は悪くなかったと思うので、もうちょっと自分の形で打てたら」と謙遜気味に話したが、規格外のパワーを証明した。

 覚醒のヒントは、フリー打撃前に実施したロングティー打撃中に、指揮官から授けられた。藤川監督自ら立石に歩み寄った。「しっかりステップする前に体が開いてしまうことがあるので、アドバイスをもらっていました」と立石。監督直々の金言から手応えをつかんだ。

 そして目立ったのは左翼方向への打球。安打性の打球41本のうち、右翼方向はわずか1本。中堅から左翼までのゾーンを明らかに意識していた。「引っ張り(方向)に、しっかり乗ったいい打球をセンターからレフトに狙っていた。引っ張りに良い打球を打ててからこその逆方向だと思う」。今季は苦手な内角を攻められることも多かった。課題だった内角球を力強く引っ張ることができればもう怖いものはない。

 佐藤輝が今オフでのメジャー挑戦を表明。三塁には大きすぎる穴がぽっかり開く。来季は結果を残し、そのイスを確かなものにしたい。そんな思いが打球にも表れていた。「もうルーキーでもないですし、2年目で大活躍できるよう有効に時間を使っていきたい」と決意をにじませた。

 この日、誕生日を迎えた立石。「明るくいきます」と23歳の誓いを立てた。初の秋季キャンプでは初日から特守中に足をつるなど、限界まで追い込んだ。「充実していたと思います」。ドラ1ルーキーを卒業し、虎の主砲へと変貌を遂げる。

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス