阪神・早瀬 プロ最長7回4安打1失点 “由伸フォーム”に手応え 若虎19歳の挑戦「1軍で戦えるような技術を」
「フェニックス・リーグ、阪神3-2四国IL選抜」(18日、アイビースタジアム)
新フォームに挑む期待の19歳が未来を照らす快投だ。阪神の先発・早瀬朔投手はプロ入り後、最長の7回を89球で投げ切り4安打1失点。ドジャース・山本由伸を意識したフォームに変えて3度目の登板は尻上がりに調子を上げ、その成果を発揮した。
立ち上がりは“大暴れ”だった。先頭に安打を許すと、連続四球で無死満塁。ここでWBCオーストラリア代表経験もある強打者・ウィングローブを迎えたが、146キロの直球で見逃し三振。その後、犠飛で先制を許したものの、最少失点で切り抜けた。
二回以降は徐々に制球も安定。テンポ良く打たせて3併殺を奪ったかと思えば、ウィングローブからは結局3打席連続三振を奪うなど「7回を投げる中で徐々に修正できたかなと思います」と手応えをにじませた。
平田2軍監督も計4四球を与えた制球面を「暴れん坊将軍」と、お得意の“勝男節”で課題に挙げたが、「トレーニングや準備の意識がすごく高い」と向上心を認める。実際、早瀬がフォーム変更を決断したのも「(従来のフォームでは)限界があるなと感じた」という向上心から。「1年目を無駄にしないように」と臆することなく挑戦した。
山本もオリックス時代、本格的に1軍で頭角をあらわしたのは2年目だった。「来年のシーズンが始まるまでが勝負。1軍で戦えるような技術をあげていけたら」と早瀬。勝負の2年目に“由伸曲線”を描く。
