阪神・大山 意地の4安打も悔し終戦「まだまだ強くなれるってこと。きょうが来年のスタート」
「JERA CSセ・ファイナルS・第4戦、阪神5-8DeNA」(17日、甲子園球場)
死力を尽くした3時間54分。受け入れがたい現実と必死に向き合うように、阪神・大山悠輔内野手は言葉を紡いだ。
「もちろん悔しいですし、ここまで応援してくれた方に申し訳ない気持ちもありますけど、これが結果なんで、受け止めるしかない」
結果的に2026年最終戦となった激闘を終え、虎党へのあいさつへと向かった主砲はヘルメット姿だった。最後まで意地を見せた証し。3点を追う九回1死一塁、守護神・レイノルズの内角152キロを捉え、勝利へ望みをつなぐ4安打目を放った。だが、再びの逆転劇はかなわず。4連敗でCS敗退が決まった。
それでも、セ・リーグ連覇の王者として執念は見せた。猛虎をよみがえらせたのも、背番号3のバット。1点を追った初回2死一、二塁の好機だ。東が投じた初球、内角低めカットボールを左前に運び、二走・近本が生還。一時はアウト判定となるもリプレー検証の結果覆り、チームのCS初得点をスコアボードに刻んだ。
涙、無念、決意…。さまざまな思いが交錯する試合後の取材エリアに立ち止まった大山は、努めて視線を上げながら、言葉に力を込めた。
「全員がこの悔しさを持っていると思いますし、忘れてはいけない。まだまだ強くなれるってことだと思う。きょう(シーズンが)終わりましたけど、来年のスタートだと思うので」
真の常勝軍団へ-。夢破れた10・17が出発点だ。
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