【阪神CS突破へ展望・投手編】ギリギリまで公式戦できたことは大きい 相手の調子の見極めを 劣勢の展開のリリーフもポイントに 井川慶氏

 2リーグ制以降では球団初となる連覇を達成した阪神は、14日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに臨む。対戦相手は巨人かDeNAか未定だが、2年連続の日本シリーズ進出へ鍵となるポイントとは-。デイリースポーツ評論家が関門突破を占う。第1回は「投手編」。

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 まず、触れておきたいのが日程面でしょう。8日まで甲子園で公式戦を戦えて、その中で投手陣が調整できたことはプラス材料です。仮に、もっと早く日程を消化していた場合、練習の中でのシート打撃での登板であったり、移動の伴うフェニックス・リーグでの調整になってしまうところでしたが、ギリギリまで公式戦をできたことは大きいですよね。

 その上で、まだ相手がどちらか分からないですが、やることは変わらないと思います。ただ、シーズン中に対戦していたことに加えて、ファーストSでの戦いを踏まえた攻めというのは必要かなと思いますね。勝ち上がってきたチームで、誰の調子がいいのか、当たっているかなど、その辺りの見極めは大事になってくるでしょう。

 これはファイナルSから戦える特権ですが、1戦目や2戦目に、相手の1番手や2番手のピッチャーがこないので、そこでいかにしっかりと勝ちを拾えるかどうか。阪神の先発は村上投手、才木投手、高橋投手、大竹投手が中心となるでしょうし、あとはリリーフ陣ですね。

 仮に同点や劣勢の展開で先発が5回ぐらいで投げ終えることがあった場合に、継投の流れでイニングをまたいで投げるリリーフ投手も必要になるかもしれないです。実際にシーズン終盤にもありましたが、木下投手らそこを任される投手もポイントかなと思います。

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