阪神・立石 再出発マルチ「前に空振りしていた球を捉えられて良かった」修正力魅せた左前打で満塁機演出

6回裏、左前打を放つ立石(撮影・立川洋一郎)
6回、浜田の適時二塁打で二塁を回る一走・立石(撮影・立川洋一郎)
6回、浜田の適時二塁打で本塁へ向かって駆ける一走・立石(撮影・立川洋一郎)
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 「ファーム・西地区、阪神11-11オリックス」(23日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 再出発のマルチ安打だ。降格後2試合目の阪神・立石正広内野手は5打数2安打と気を吐いた。3度目の抹消を経験したルーキーが、悔しさを糧に一歩を踏み出した。

 1点を追う二回先頭。初球の変化球を捉え、三遊間へ強いゴロを転がした。飛びついた遊撃手が懸命に一塁へ送球するも、先に立石が駆け抜けた。常々、走塁意識の高さを見せていたことが結果に表れた。直後に浜田が本塁打を放ったことで、立石の貢献度も増した。

 六回には2死一、二塁から渡辺のチェンジアップを左前打とし、満塁と好機を拡大。「前に空振りしていた球を捉えられて良かった」と修正力を示した。続く浜田の二塁打で一塁から一気に生還し、同点のホームを踏んだ。

 1軍では38試合の出場で打率・192。19日の広島戦(甲子園)では左翼守備で痛恨の落球も経験し、22日に出場選手登録を外れていた。

 複数安打という結果にも満足することはない。試合を終えた午後7時。「まだ練習があるので!」。そう言い残し、立石は室内練習場へ姿を消した。

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