阪神・下村 2回完全4K、術後最速155キロ「調子が良くても悪くてもゼロで抑えられるように」再昇格へ手応え
「ファーム・西地区、ソフトバンク5-9阪神」(20日、タマホームスタジアム筑後)
1軍再昇格に向けて、これ以上ないアピールだ。六回から登板した下村が2イニングを完全投球。直球は術後最速の155キロを記録するなど、圧巻の投球でソフトバンク打線をねじ伏せた。
「これを続けていかないとダメなんで。調子が良くても悪くてもゼロで抑えられるように」。下村は淡々と言葉を紡いだ。筑後でつかんだ、確かな手応え。その投球はまさに“制圧”だった。
先頭の鈴木貴を初球の152キロ直球で二ゴロ。イヒネは三球三振に仕留め、ダウンズへの3球目には155キロを記録。最後はカウント2-2から変化球で空振り三振に仕留めた。
続く七回は一転して変化球主体の投球で、再び三者凡退。五回終了時点で、両軍合わせて三者凡退は一度だけという乱打戦の中、さらりと若鷹打線を鎮火。平田2軍監督は「格の違いっていうか、変化球も含めて全てにおいて良かったな」と賛辞を惜しまなかった。
球速155キロはトミー・ジョン手術後の自己最速。下村は「球速が全てではないと思うんですけど、球速を上げることをリハビリ期間の目的のひとつにしていたので、そういう表示が出たのはうれしく思います」と喜びをかみしめた。
1軍は日々戦況が変わる優勝争いの真っただ中。出番がやってきた時に、ラストスパートの大きな戦力となるべく準備を進める。
