阪神・及川 ドリスが招いた八回1死二、三塁を好救援 藤川監督もたたえる「素晴らしい仕事をしてくれた」
「阪神2-1広島」(18日、甲子園球場)
最高の仕事をやってのけた阪神・及川雅貴投手は、大歓声の中、引き締まった表情でベンチへ戻った。しびれる場面での好投。「開き直って投げるしかないと思った。リードを保った状態で終われたので良かった」とホッとした様子で振り返った。
絶体絶命の場面で出番が巡った。2点リードの八回、1死二、三塁でマウンドに上がった。代打の秋山に対し2ボールになったが、丁寧に攻め続け、一ゴロに抑える。この間に1点は失ったが、追い付かれることはない。2死三塁からは持丸を一ゴロに抑え、乗り切った。見事な火消しに藤川監督も「素晴らしい仕事をしてくれた」と左腕をたたえた。
安定感を自らに求めている。前回登板の15日・中日戦(甲子園)では1回1失点も、32球を要するなど苦しい内容だった。それでも信頼され、与えられたチャンス。それをしっかりものにした。「今年の課題として、継続していくことがなかなかできていないので、乗っていけたら」。この登板を浮上のきっかけとしていく。
優勝争いの緊張感は日に日に増す状況。「球場の一体感というか、ファンの皆さんの声援はすごい聞こえてくる。序盤とは違うなと」。独特の空気はマウンド上でひしひしと感じていた。
「またチームに貢献していけたらいい」。リードでもビハインドでも、多様なタスクをこなす及川。どんな場面でも勝利のために全力で腕を振っていく。
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