阪神・石井 5日にも1軍復帰 充実の1回0封で準備万端 平田2軍監督も太鼓判「もう問題なし」大半が変化球

 「ファーム交流戦、阪神5-3日本ハム」(2日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)

 1軍昇格という名の“完全復活”がついに目の前までやってきた。「左アキレス腱の断裂」で2軍調整中の阪神・石井大智投手(29)が2日、ファーム・日本ハム戦(SGL)で実戦復帰後5度目の登板に臨み、1回1安打無失点。早ければ5日・DeNA戦(甲子園)からの1軍昇格も見えてきた。

 威風堂々-。もはや貫禄すら漂わせた。登場曲の「HIGH FIVE」が流れる中、六回からマウンドに上がった。先頭のエドポロにこそ151キロの外角直球を右前に運ばれたが、清水優は変化球を低めに落として空振り三振。西川は右飛、リンは遊ゴロと後続も変化球であっさり打ち取った。スコアボードに刻んだ「0」。背番号69は悠々とマウンドを降りた。

 平田2軍監督は「本人は1試合1試合、自分の今の調子を確かめながら、感覚を確かめながら、投げている」とした上で、この日の登板を「もう問題なし。今日も151キロ出てたしね」と評価した。また、投じた17球のうち11球が変化球だったことも踏まえ「そういうところも手応えを感じていると思いますよ」とうなずいた。

 8月23日、SGLで再始動の一歩を踏んだ。春季キャンプでの負傷から193日ぶりの実戦復帰。1回無失点3奪三振の投球を見せてなお「(直球は)全然求めているものには届かなかった」と高みを見据え、「(自分に)期待を持てるように頑張ります」と謙虚に語っていたが、その後の実戦登板も極めて力強かった。

 ファームでは5試合に登板し、防御率1・80。本塁打による1失点しか喫しておらず、イニング数(5回)を大きく上回る9奪三振。リハビリ過程にありながら、圧倒的な成績を残してきた。

 3日以降の経過に問題がなければ、リハビリ組を外れる見込み。1軍に昇格する準備は整った。長く険しいリハビリ生活。それでも踏みしめた一歩一歩。最強リリーバーの帰還はすぐそこだ。

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス