阪神・石井 昇格準備OK、被弾も連投テストクリア 平田2軍監督は慎重姿勢「まだ明日の様子を見て」
「ファーム・西地区、オリックス6-9阪神」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
長いリハビリの階段を上り切った。阪神・石井大智投手は1回1安打1失点。被弾を許したが、経過は順調そのものだ。「左アキレス腱断裂」の悪夢から約半年。1軍復帰までの段階をほぼ消化し、少しずつ完全復活が近づいて来た。
七回から登板。先頭内藤への3球目。内角直球を左翼スタンドへ運ばれたが、この後は切り替えた。三方は変化球主体で5球目にはこの回最速の150キロを記録。9球目に遊ゴロとした。窪田を空振り三振とすると、中西も3球目に嶋村がミットを構える外角低めへズバッと決め、見逃し三振。涼しい顔でマウンドを降りた。
平田2軍監督は「石井は悪いことない。順風満帆に行かずに一発打たれて良かったよ。ストイックだからストレートの質を上げてくると思う」と被弾を前向きに捉えた。
23日のソフトバンク戦(SGL)で1回2安打3奪三振無失点の好投で実戦復帰を果たすと、26日の広島戦(由宇)で1回無安打無失点。29日のオリックス戦(ほっと)では1回無安打3奪三振無失点と圧巻の投球を披露していた。
そしてこの日、最終段階とも言える連投テストをクリア。平田2軍監督は「(リハビリ組は)外れていない。まだ明日の様子を見て」と慎重姿勢だが、復帰に向け、力強い一歩を踏んだことは間違いない。
