阪神連敗 今季初試練 大竹が4回3失点 才木に続き2戦連続5回持たず8敗目 藤川監督「そういう結果ですね」

 「広島5-2阪神」(15日、マツダスタジアム)

 阪神が最下位の広島に連敗した。先発・大竹耕太郎投手(31)が、先制の2点リードを守れず4回3失点で降板。前日の才木も4回3失点で、阪神の先発陣が2試合連続5イニングを投げきれなかったのは今季初めて。2位巨人も敗れたため2ゲーム差は変わらなかったが、最短での優勝マジック点灯は19日に延びた。残り38試合。優勝争いが佳境に入るこの時期に、12球団屈指の先発陣の奮起を期待したい。

 赤いスタンドの熱気とは対照的に、重い空気が三塁側に充満した。巨人戦3連勝の勢いを持って乗り込んだマツダで2連敗。藤川監督は「そういう結果ですね」と淡々とした表情で口を開いた。

 先発・大竹が波に乗れなかった。2点リードの初回は坂倉の二ゴロが併殺崩れとなって1点を返された。一塁の判定はアウトだったが、広島側のリクエストが成功した。

 三回は、先頭の斉藤優にプロ初安打となる中前打。その後、1死二、三塁からモンテロの二ゴロと坂倉の左前適時打で逆転を許した。4回5安打3失点で8敗目の左腕は次戦への課題を問われ「今から考えます」と硬い表情。指揮官は「また相手を上回れるような努力と研究を、やっていければいいかなと思いますね」と改善を促した。

 大竹は広島戦通算25試合で16勝5敗。好相性を誇っていたが、これでカープに自身3連敗。相手は大竹に試合前まで今季9打数4安打の小園が今季初めて1番に入り、8打数4安打1本塁打のモンテロを来日初の3番に据えた。同じ相手と何度も対戦するのがペナントレース。対策をいかに封じていくかが今後の鍵を握る。

 14日には才木が相手先発・森下に先制適時打を献上。2夜連続で投手への安打が失点につながったことに藤川監督は「そういう結果ですね」と受け止めた。2戦連続で先発投手が五回未満で降板するのは今季初。猛虎を支える先発陣の奮起が求められる状況に直面した。さらに1点劣勢の六回は2番手・湯浅がファビアンに初球を左翼席に運ばれた。今季のチームはマツダスタジアム全10試合で被本塁打を記録。16日の一戦で手痛い一発は避けなければならない。

 攻撃陣は二回以降、チャンスをつくるも決定打が出ず本塁が遠かった。2カードぶりの負け越しで、優勝マジック点灯は最短19日となった。「とにかく、やるべきことはあると思いますけど、また明日きっちりと、試合に向かうということになりますね」と虎将。3連戦3連敗阻止へ、ナインの力を結集させていく。

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