初出場・有明が3試合連続逆転勝利で劇的8強!八回に3安打4盗塁で4点奪取 高見監督「熊本の人に少しでも力になれば」熊本地震の被災地に届ける快勝
「全国高校野球選手権・3回戦、有明4-1東日本国際大昌平」(16日、甲子園球場)
有明が初出場同士の対戦を制し、3試合連続の逆転勝ちで8強に進出した。初出場校の8強は、夏の甲子園では2021年の京都国際(4強)以来5年ぶり。熊本県勢の8強は、2022年の九州学院以来4年ぶりとなった。
1点を追う八回に3安打4盗塁を集めて4点を奪う猛攻を見せた。
1死から永田晴輝内野手(3年)が一塁線へのセーフティーバントを決めると、西山享太郎捕手(3年)が四球でつないで一、二塁とした。ここで東日本国際大昌平が照沼に代えて白田にスイッチ。その初球に重盗を仕掛けて二、三塁とした。
相手の好守で2死を奪われた後、死球で満塁とした。ここで代打・広沢遼太朗内野手(3年)が左前へ逆転2点タイムリーを放った。さらに2死二、三塁から栄井彰外野手(3年)が右前へ2点適時打を放った。
高見一茂監督は試合後に「また球場が後押ししてくれたなと思います。自分たちの野球ができているかなと思います。僕らが少しでもこの球場で頑張ることで、熊本の人に少しでも力になればいいなと思って一生懸命戦っています」と興奮気味に振り返った。
アクシデントを乗り越えた。試合前練習で先発予定だった工修哉投手(3年)が左手を負傷。高校野球特別規則に基づき、大会本部がDHと投手それぞれの変更を認めた。
代わって先発マウンドに上がった斉藤遼汰郎投手(3年)は初回先頭に二塁打を浴びるなどわずか8球で先制を許した。それでも二回以降は粘って得点は与えなかった。八回に逆転後も気を緩める様子はなく、9回5安打1失点で完投した。
終盤の劇的な逆転で準々決勝進出。熊本地震の復興へ進む被災地に勇気を与える勝利だった。
有明は18日の準々決勝で健大高崎と対戦する。
