阪神・森下 2戦連発「自分のスイングをしただけ」輝にキング譲らん28号 規定打席到達セ界一番乗り
「巨人1-5阪神」(12日、東京ドーム)
完璧に捉えて振り抜いた白球は虎党の声援にも押され、力強く伸びていく。阪神・森下は見上げるだけだ。2戦連発となる28号ソロで宿敵・巨人を突き放した。本塁打王争いで自軍の佐藤輝が猛烈な追い上げをみせる中、ホームランキングの座を守り続けている。
2点リードの三回1死。井上の外角低めカットボールをすくい上げた。「狙いとかはないですけど、自分のスイングをしただけです」。打球はあっという間にバックスクリーン右へ弾んだ。初回も中前打を放っており、この一発で左腕に対して、通算24打数13安打、打率は・541とした。3年連続の規定打席にも到達。今季はセ・リーグ一番乗り。虎打線の要だ。
走塁でも存在感を放った。初回1死一、二塁で佐藤輝が適時打後、一、二塁間で挟まれた。長い挟殺プレーの末、三塁に到達していた森下が本塁を狙うそぶりを見せたことで、送球は三塁へ運ばれたが、森下はセーフ。佐藤輝も無事に一塁へ戻ることができ、貴重な2点目につながった。
2試合で3発を放ったが、常に第一に考えるのはチームのこと。「チームとして2連勝できているので大きいと思います」。首位攻防戦2試合に充実した表情をみせる。
兄貴分と猛打を振るっていることには「そこまで考えてないです」とキッパリ。白熱するタイトル争いは気にせず、これからも力を合わせて猛虎打線をけん引していく。
同率首位で始まった今カードは2連勝しても、まだ2ゲーム差。「まあ明日とりあえず頑張ります」。勝利の余韻に浸ることなく、視線を次戦へ向けた。
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