阪神・森下 後半戦開幕ピンチ 「下半身コンディション不良」で球宴欠場 有事に備えて高寺が右翼で守備練習

 阪神の森下翔太外野手(25)が29日、「マイナビオールスターゲーム2026」第2戦を欠場した。下半身のコンディション不良のためで「4番・中堅」で出場した28日の第1戦は三回の守備から途中交代。東京都内の病院を受診し、第2戦の開催地の富山にも行かなかった。現時点で状態や今後については不透明だが、31日から始まるリーグ後半戦の出場も不安視される。

 復興支援試合となった第2戦に、ファン投票最多得票の森下の姿はなかった。ここまでリーグトップの24本塁打を記録する虎の主砲。日本野球機構(NPB)と球団は「下半身のコンディション不良」と発表した。31日に開幕する後半戦にも影響を及ぼすなら、連覇を狙うチームにとっては大きな痛手だ。

 28日の第1戦前にはホームランダービーにも出場。日本ハム・万波との準々決勝では、9本塁打を放って勝利するなど沸かせた。だが、「4番・中堅」で出場した試合では、三回の守備から早々と途中交代。藤川監督は「ホームラン競争も、なかなかハードな時間ではあった」と話していた。

 野球協約第86条では「正当な理由なく辞退した場合、後半戦再開から10試合、出場選手登録できない」とある。今回の事例についてNPB関係者は「協議した上での判断です。不慮のアクシデントで、試合に出場する意思で参加しているため、86条には該当しない」とし、リーグ戦でのペナルティーなどは科さない。

 出場に制限はないものの、今後の状態については不透明。甲子園で行われた全体練習では、有事に備えて高寺が右翼の守備に就いた。この日、出場選手登録は抹消されなかったが、慎重に状態を見極めていくことにもなる。2リーグ分立後、球団史上初のリーグ連覇を狙うチーム。巨人との首位争いが続く中、試練の時が訪れている。

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