阪神新外国人セベリーノ 最速157キロ 初登板1回2K0封「もっともっと上がってくる」 平田2軍監督も高評価「やっぱり速いわ」

 7回、2番手で登板したセベリーノ(撮影・坂部計介)
 初登板を終え、感謝のポーズをとるセベリーノ
 セベリーノの投球フォーム連続写真
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 「ファーム・西地区、オリックス0-4阪神」(10日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)

 阪神の新外国人、アンダーソン・セベリーノ投手(31)=前メッツ3A=が10日、ファーム・オリックス戦(杉本商事)で来日初登板。最速157キロをマークするなど、1回2奪三振無失点と好投した。シーズン途中に加入した最速164キロ左腕が連覇の使者となる。

 快晴の空に向かって両手を突き上げた。来日初登板となったセベリーノは、持っている力を存分に発揮した。「思ったよりいい感じで投げられた。楽しかったです」。汗を拭いながら、充実の表情で振り返った。

 2点リードの七回、左腕がゆっくりとマウンドに上がる。その初球、いきなり156キロをマークすると、スタンドは大きくどよめいた。先頭の河野にはオール直球勝負で空振り三振。力でねじ伏せた。

 続く杉本に対してはフルカウントまでいったが、低めの変化球で三振に仕留めた。2死から走者は許したが、最後はシーモアを三邪飛に打ち取り、スコアボードにゼロを刻んだ。左腕として、左打者封じにも期待がかかる中、2人の左打者をしっかりと抑えた。「自分の中では相手打者を抑えるという意味では同じ。それほど左だからとかは意識してません」と淡々と語った。

 この日は17球を投じ、そのうち直球が12球。最速は157キロと威力十分だった。それでも「もっと練習すれば良くなる。スピードはもう少し出る」と、まだまだ試運転だと強調。「速くてもボール球を投げていては意味がない。しっかり(ストライク)ゾーンで勝負できているのは、いい時」とコントロール面での手応えを口にした。

 走者がいない場面ではクイック投法を使うなど、器用な一面も見せた。ベンチで見つめた平田2軍監督は「ある程度の緊張もあったと思うけど、落ち着いて投げていた。やっぱ速いわ。バッターとしては嫌だと思う」と高く評価した。

 助っ人左腕は4日に入国。7日に2軍の全体練習に合流すると、早速ブルペン入り。超速で準備を進め、来日1週間足らずで、実戦登板にまで仕上げてきた。当初は時差ボケにも苦労したようだが「体のどこかは100%じゃないかもしれないけど、日に日によく眠れてますし練習もできている。(状態は)もっともっと上がってくると思う」と自信をのぞかせた。

 今季はチームとして、なかなか勝ちパターンを確立できず、救援陣は苦しんできた。シーズン途中に加入してきた剛腕助っ人が、連覇へ向けた新たなピースになる。

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