阪神・育成ドラ1神宮が支配下登録 藤川監督も期待の変則右腕「1日でも早く甲子園で投げたい」4日にも1軍昇格
阪神は3日、育成ドラフト1位の神宮僚介投手(23)=東農大北海道オホーツク=と支配下契約を結んだと発表した。契約金は1000万円、年俸は420万円。背番号「95」に決まった。これでチームの支配下枠は69となった。早ければ4日にも1軍昇格となる、ルーキーの変則右腕が、後半戦に向けた新たな戦力となる。(金額は推定)
支配下登録の発表を受けた、甲子園での会見。神宮はこみ上げるうれしさと、これから待ち受ける勝負の世界に向けて、言葉に力がこもった。
「うれしい気持ちと、これからが本当のスタートというところで気持ちが引き締まります」
神宮は右のサイドスロー。直球と鋭く曲がるスライダーが武器だ。右打者の内角を強気に攻めることもできる。「ワンポイントとしても使われる面もあると思う。そういったところからチームのために投げていきたい」。特徴を生かし、戦力になっていきたい考えだ。
何度もケガを乗り越えてきた。大学3年時にはトミー・ジョン手術を受け、そこから回復しプロ入りをつかんだ。今季は1月の新人合同自主トレで「下半身のコンディション不良」となり途中離脱も、リハビリを終えて5月に初登板。ファームではここまで15試合で防御率2・13だった。
藤川監督も気にかけてきた存在だ。6月16日には育成選手ながら、甲子園での試合前練習に参加させた。期待するのは、やはり変則という点。「各チーム、いろんな打者を並べますから。バリエーションの一つとして効果的に投げてくれれば」と話し、「今日、明日…近々でも登録はされるであろうというところで支配下になってもらいましたけど」と早ければ4日にも1軍昇格となる。
この日は、SGLスタジアムでのファーム残留練習で汗を流した右腕。「1日でも早く甲子園で投げたい」。デビューは、そう遠くなさそうだ。
◆神宮 僚介(じんぐう・りょうすけ)2003年5月27日生まれ、23歳。群馬県出身。178センチ、81キロ。右投げ右打ち。投手。桐生第一、東農大北海道オホーツクを経て25年度育成ドラフト1位で阪神入団。サイドスローから投じる力強いボールが持ち味。今季2軍公式戦では15試合で1敗、防御率2.13。
