阪神拙攻、首位陥落2位タイ 六回1死満塁で大山凡退、七回好機も挟殺 藤川監督「前向きに」

 6回、満塁の好機で一飛に倒れる大山
7回、高寺の内野ゴロで三塁走者の熊谷が三本間に挟まれタッチアウトになり、一塁走者の小野寺が三塁狙うもタッチアウトになる(撮影・山口登)
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 「阪神2-3中日」(2日、甲子園球場)

 劇的な幕切れを期待したファンの祈りは、ため息に変わった。阪神は1点を追う延長十一回は2死二塁の好機で、代打・嶋村が空振り三振。4時間36分に及んだ一戦は、あと一歩のところで相手に振り切られた。首位陥落で2位タイとなり、甲子園での中日戦は今季初黒星。藤川監督は「またね、明日以降やるしかないですね」と受け止めた。

 同点の延長十一回、6番手・及川が踏ん張れなかった。安打と四球などで2死一、三塁とされると、代打・阿部に中前適時打。手痛い1点を献上した。今季初黒星の左腕は試合後、報道陣の問いかけに無言を貫いてクラブハウスへ引き揚げた。

 攻撃面は終盤の逸機が最後まで響いた。六回1死満塁では大山、浜田が凡退し、勝ち越しはならなかった。続く七回は1死一、三塁で高寺が一ゴロを放った。三本間で挟まれた三走・熊谷が粘ろうとするもタッチアウトとなり、三塁を狙っていた一走・小野寺も三塁憤死。一瞬にして好機の芽がしぼんだ。

 指揮官は「明日も同じような展開もありますからね。前向きにやっていくというところですね」と視線を落とすことなく、今後の糧にする必要性を強調した。

 3日からは本拠地で広島を迎え撃つ。「守りから攻めるというところにおいて、またあした以降、攻めてというのをやっていかなければいけないですね」と藤川監督。前だけを見てアグレッシブに白星をつかみにいく。

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