藤川監督が退場処分を受けた博多の夜 阪神が結束を高めた「明るく試合をしようぜ」
「DeNA3-11阪神」(19日、横浜スタジアム)
阪神は13安打11得点で大勝。ヤクルトと並び首位に再浮上した。佐藤輝明の先制適時二塁打を皮切りに初回一挙5得点。坂本誠志郎、森下翔太、2打席連続アーチの大山悠輔と計4本塁打で2試合連続2桁得点。先発の村上頌樹は7回3失点で6勝目を挙げた。
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ターニングポイントになり得るリーグ戦再開初戦。藤川球児監督はあえて無言のエールで選手を送り出した。「話はせずとも自分の考えというものは、選手たちには十分に伝わっていますから」。結果的に13安打11得点の大勝。信頼と実績…絆が生んだ1勝に、試合後は少しだけ顔を紅潮させた。
6勝12敗と苦しんだ交流戦だった。首位を明け渡した10日のソフトバンク戦では、盗塁を巡る判定を不服としリクエスト後に抗議。監督就任2年目で初の退場処分を受けると、三塁ベンチのホワイトボードを殴打し怒りをにじませた。勝利への執念を体現した試合後、初めて全選手を集めた。
「みんな少し暗くなっている。負けは負けとして受け止めて切り替えていこう。明るく試合をしようぜ」。節目で伝えた指揮官の言葉を受け止め、ナインは一歩、一歩と歩みを進める。この日、笑顔で戦う姿に確信も芽生えた。「いい意味でチーム力は上がっていきます」。結束を高めた博多の夜…。ペナントを勝ち取る戦いの歩みは力強さを増してきた。(デイリースポーツ阪神担当・田中政行)
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