阪神・西勇 笑顔なき通算1500K 積み重ねた18年目「若い子たちに一つの指針になったんじゃないかな」
「阪神2-4西武」(4日、甲子園球場)
阪神・西勇輝投手がまた一つ歴史に名を刻んだ。三回、先頭のカナリオをカーブで見逃し三振に。NPB史上61人目、球団では1972年・江夏豊以来となる通算1500奪三振を達成した。プロ18年目での到達に、「月日がかかりましたけど、クリアできて良かったなとは思ってます」と喜んだ。
プロ1年目から、「速いボールもなかったし、変化球がすごい方でもなかった」と振り返る。その上で感じているのが、積み重ねの大切さ。「今の若い子たちに『西さんみたいな、こういう生き方もできるんやな』っていう一つの指針になったんじゃないかな」と胸を張った。
ただ、達成した瞬間も、ボードを受け取った瞬間も笑顔はなかった。「先制点を取られているんで、なんとか先頭バッターを取りたい気持ちだった。やってる最中は別に記録どうこうじゃないので」。いつもと変わらずゲームに集中したが、反省も残った。
四回には西川の適時打に味方の失策も絡み2失点。88球を投げ、今季最短の4回5安打3失点(自責2)で2敗目。「もうちょっと早打ちのイメージがあったんですけど、意外に粘ってきて球数がかさんだ。いいリズムも持ってくることができなかった」と唇をかんだ。節目を白星で飾れなかった。それでも、「一つでも多く自分の成績を積み重ねていきたい」と前を向いた。尽きない向上心で、また新たな偉業を成し遂げていく。
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