阪神・ディベイニーが来日初安打 代打で「思い切って」初打席&初球で決めた 甲子園大歓声「最高でしたね」
「阪神2-5日本ハム」(27日、甲子園球場)
快音とともに放たれた白球が外野の芝生に弾むと、甲子園が大きく沸いた。「ホッとしました。肩の荷が下りたような、そういう気持ちです」。一塁を回った阪神のキャム・ディベイニー内野手は、ニッコリと白い歯を見せた。
待ちに待った出番で結果を出した。1点を追った六回2死一塁で、代打で来日初打席を迎えた。堀の初球を捉え左前打。「思い切って振っていこうというところが、積極的なバッティングにつながった」。助っ人の来日初打席初安打は、18年のナバーロ以来だった。
ディベイニーは遊撃のレギュラー候補として来日。ただ、2月のキャンプで日本特有の土のグラウンドに苦労。打撃もなかなか振るわず開幕は2軍で迎えた。それでも腐ることはなかった。「どんな役割であれ、勝利に貢献できるところでやっていきたい」とファームで黙々と汗を流した。
中でも日本人投手の直球の伸びに苦労。差し込まれる打球が多かった。梵2軍打撃コーチにアドバイスを求めるなど、真摯(しんし)に課題と向き合い、環境に慣れようと必死にもがいてきた。
記念のボールは「ケースに入れて飾りたい」と、うれしそうに話した。本拠地甲子園で浴びた大歓声は「最高でしたね」と、かみしめるように振り返った。少々出遅れたが、ここからが勝負。ディベイニーの逆襲が始まった。
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