阪神・大竹 広島キラーが痛恨被弾 守乱に無援も敗戦背負う「次は打たれないように頑張るだけ」

 「阪神0-2広島」(15日、甲子園球場)

 鯉キラーが新たな天敵に屈した。中5日で先発した阪神の大竹耕太郎投手(30)は6回5安打2失点(自責点1)で2敗目。四回2死からモンテロに先制ソロを浴びた。モンテロに被弾するのは昨季の2本塁打と合わせて3本目。六回にも追加点を許し、通算8試合で6勝無敗だった甲子園での広島戦で初めて土を付けられた。

 聖地での“不敗神話”が崩れた。大竹が甲子園での広島戦で初めて黒星を喫した。6回2失点(自責点1)。先発の責務は十分に果たした76球だったが、手痛い一打を許した2球が重くのしかかり、相手先発・栗林の完封劇に屈した。

 「長打を打たれた反省点もありますけど、全体的にはリズム良く投げられた。反省するところはして、良かったところは良かったと認めてやるだけ」

 大竹は淡々と、しかし悔しさを押し殺すように振り返った。四回、簡単に2死を奪った後、モンテロに122キロの変化球を完璧に捉えられた。打った瞬間、誰もが確信する左翼スタンド中段への特大弾。昨季も2本のアーチを献上した助っ人にまたも手痛い一発を浴び、先制点を許した。

 0-1で迎えた六回には一塁・大山の失策から1死三塁のピンチ。追加点は絶対に避けたい場面だったが、小園にカウント1-1から内角低めの139キロ直球を捉えられ、前進守備の二遊間をライナーで切り裂かれた。あまりにも痛い中前適時打に「TORACO DAY」の聖地はため息に包まれた。

 試合前時点で、広島戦は通算16勝2敗。とりわけ甲子園では過去8試合6勝無敗と、驚異の鯉キラーっぷりだった。4月26日の登板では7回無失点で1-0の投手戦を制した。この試合の相手先発は何を隠そう栗林で、右腕は佐藤輝に本塁打を許した1球に泣いた。あれから約3週間…栗林のリベンジに、大竹は同じ味の涙をのんだ。

 ただ、今季2度目の中5日でも「それに合った調整を考えてやっていくだけ」と、しっかりと試合をつくったのは確かな事実だ。「お互いにやり合いを繰り返す競技なんで。打たれたら次は打たれないように頑張るだけ」。記録はいつか止まるもの。初めて土が付いたその先に、新たな神話を紡いでいくだけだ。

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