阪神救援陣まさかの一挙8失点 藤川監督「あそこは持ちこたえるか、向こうにいってしまうかの勝負」
「阪神1-10DeNA」(8日、甲子園球場)
1点差で九回の攻撃を迎える算段は音を立てるように崩れた。ため息と怒号が充満した聖地スタンド。止まらないDeNA打線の勢いに、なすすべなく1イニング8失点。結果的に大敗となった一戦を、試合後の阪神・藤川球児監督(45)は冷静に受け止めた。
「あそこは持ちこたえるか、向こうにいってしまうかの勝負ですから。今日はベイスターズさんの方に流れがいってしまったというところです」
3番手・桐敷が先頭から連打を浴び続く林との対戦。送りバントした打球を捕手・伏見が三塁に送球した。際どいタイミングも右にそれ、佐藤輝も捕球できなかった。記録は犠打野選で無死満塁のピンチ。代打・ビシエドの2点適時打に、蝦名に四球後は度会に中前適時打を浴びた。
代わった畠も火消しできず、17年7月19日の広島戦以来、9年ぶりの1イニング8失点。昨季一度しかなかった2桁失点が早くも3度目の窮状だ。四回には2失策が絡んで2失点。2死一、二塁から一走の生還も許した福島の守備に「処理の仕方とか精度を上げていかないと」とした上で、「思い切りやってくれることを願いますね」と次戦に向かう姿勢を求めた。
それでも九回まで1点差の攻防。DeNAには唯一2勝4敗と負け越しているが、開幕から34試合を消化し完封負け0と戦いにブレはない。「明日はまたニューゲーム。切り替えてやっていければなと思いますね」と指揮官。すべてを糧にして新たな一日に挑んでいく。
◆1イニング8失点は今季ワースト 阪神の1試合2桁失点は、4月21日DeNA戦(横浜)16失点、同28日ヤクルト戦(神宮)10失点に次ぎ今季3度目。九回の8失点は今季1イニング最多だ。また甲子園での2桁失点は、23年5月19日広島戦以来3年ぶりの屈辱となった。
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