【藤田平氏の眼】阪神・福島の悪送球での「2点目は非常にもったいなかった」

 4回、京田の打球処理でもたつき、一走・山本の生還を許す福島
4回、京田の打球をファンブルする福島(撮影・西田忠信)
4回、京田の打球処理でもたつき、一走・山本の生還を許す福島(撮影・田中太一)
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 「阪神1-10DeNA」(8日、甲子園球場)

 阪神が大敗で首位から陥落。四回に2失策が絡んで2点を先制され、九回には一挙8点を奪われた。デイリースポーツ評論家・藤田平氏(78)は四回の左翼・福島のプレーをポイントに挙げた。

  ◇  ◇

 「こどもまつり」が開催された甲子園で残念なプレーがあった。0-0の四回に1死無走者から大山が失策。嫌な流れになった2死一、二塁で京田の飛球は、遊撃・小幡の後方にポトリと落ちた。走者がいたことを考えると、左翼の福島が飛び込んででも、思い切って捕りに行ってもらいたかった。

 さらに打球が不規則にバウンドしてファンブル。そこで慌てたのか、送球が一塁方向にそれて、一走の生還まで許した。送球の距離的に本塁へ正確に投げていれば防げただけに、この2点目は非常にもったいなかった。

 打線は平良のような技巧派に苦戦する傾向がある。森下が本塁打を放ったが、クリーンアップは特に球持ちが良く、相手の反応を見てくる投手にタイミングが合っていないように見えるのが気がかりだ。

 9連戦を5勝4敗で乗り切った阪神だが、決して勢いに乗っているとは言いがたいチーム状況だ。こういうときに、同じようなプレーをしていてはいけない。球場に詰めかける多くの子どもたちに、福島をはじめ勇気あるプレーを見せてほしい。

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