3試合連続完封の阪神・高橋遥人が思う球界最速投手 「魔球だなと。やっぱり一番大事」 高橋宏の直球攻略で鮮やか流し打ち
「中日0-2阪神」(6日、バンテリンドーム)
またも「遥人無双」だ。阪神の高橋遥人投手(30)が球団では1966年のバッキー以来60年ぶりとなる3試合連続完封で開幕4連勝を飾った。5月までの4完封は1969年の若生智男以来57年ぶりと快挙ずくめ。五回以降は完全投球で自己最長の32イニング連続無失点、防御率は驚異の0・21となった。チームは連敗を2で止め、9連戦を5勝4敗で締めくくり、首位を堅持した。
◇ ◇
無双男はバットを持っても心強い。高橋は六回先頭、14者連続で無安打に抑えていた高橋宏の153キロ直球を打ってみせた。自己最多タイのシーズン3安打目。「食らいつくところは食らいついて」と必死さを強調したが、鮮やかな流し打ちだった。
相手右腕には2年前、歯が立たなかった。初対戦だった2024年9月3日の中日戦で犠打は決めたが、2打席目は空振り三振。「今までで一番速かった。あれは速すぎて何が何だか分からなかった」。打席で剛速球を体感し、改めて直球が「魔球だなと。やっぱり一番大事」だと気付かされた。
あれから互いに成長して、バットでも高橋宏に勝つことができた。あの時は頭をかきながら「バッティング、ヘボいんで」と苦笑いしていたが、今や打席でも雰囲気がある。遥人が思う、球界最速投手を投打で攻略した。(デイリースポーツ・今西大翔)
野球スコア速報
