【井川慶氏の眼】阪神は力があった上での5カード開幕連続勝ち越し リリーフ陣は先を見て形を作っている段階
前夜敗戦の阪神は15日の巨人戦が雨天中止となり、開幕からの連続カード勝ち越しは5で止まった。それでも16試合を戦い11勝5敗の2位で、今季12球団で唯一の連敗なし。好調を続けるカギを、デイリースポーツ評論家・井川慶氏が分析した。
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今の阪神は開幕から5カード連続で勝ち越したように、非常にいい形で回っています。内容を見ても勢いだけということではなく、しっかりと力があった上で勝てていると思いますね。
チーム状況を見た時に、野手陣はある程度固定できていて、先発ローテも軸の投手を中心にうまく回っている。その中でリリーフ陣はまだ流動的な部分も多いですが、今は長いシーズンを見て形を作っている段階でしょう。
14日の巨人戦では岩崎投手とモレッタ投手がそれぞれ失点して敗れましたが、まだシーズンは長いので。モレッタ投手で言うと、加入1年目でまだ4月。状態もここからさらに上がって、より日本の野球に慣れることで本来のピッチングができるはずです。
元々、2月の段階で石井投手が離脱し、開幕後に及川投手が2軍調整となりました。そこに関しては、今のように何人かでカバーしていく形がしっかりと取れていると思います。その間に及川投手が状態を上げてまた戻ってくるというように循環できれば、終盤に向けてチーム全体のレベルもより上がってくるでしょう。
