【糸井嘉男氏の眼】阪神・木浪は打撃フォームがよりシンプルになり、どんな球にでも対応 今後の6番のやりくり興味深い

 「阪神4-3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神が接戦を制して2010年以来16年ぶりとなる開幕から2カード連続勝ち越しとなった。初回に佐藤輝の左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。さらに木浪が左前に2点適時打を放ち、いきなり3点を挙げた。自身初の開幕ローテ入りを果たした先発・伊原は5回1安打1失点の力投で今季初登板初勝利を挙げた。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「初回の木浪選手の2点タイムリーが大きかった」と称賛。「打撃フォームがよりシンプルになり、どんな球にでも対応できている」と指摘した。

  ◇  ◇

 結果的に初回の木浪選手の2点タイムリーが大きかったですね。テルの先制打の後、大山選手が凡退。一気に畳み掛けたいところで2死となっただけに価値ある一打になりました。今日の試合はあの一本で勝ったと言ってもいいぐらいです。

 今年はバットを寝かせて、打撃フォームがよりシンプルになりました。足の上げ方もすり足気味でバットがスムーズに出ていますし、ムダな動きが省かれてどんな球にでも対応できています。

 具志川キャンプを見に行った時は、ティー打撃で短いバットやいろんなアイテムを使って工夫が見られました。常に1軍の試合を見据えて練習していたのでしょう。

 この日は6番での出場でした。オープン戦では中川選手、高寺選手を起用してきましたが、正直まだ固まってはいない。木浪選手を含めて今後どういう選手を使っていくのか、首脳陣のやりくりも興味深いところです。

 チームは2カード連続勝ち越しとめちゃめちゃいいスタートを切りました。試合の流れを持っていかれそうになっても、勝ち切ることができる。まだ始まったばかりですが、タイガースの強さを感じました。

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