阪神・伊藤将 粘投4回無失点「低く丁寧に投げられた」直球に手応え

 「春季教育リーグ、阪神1-0オリックス」(11日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 開幕ローテ争い真っただ中の阪神・伊藤将が粘りの投球で4回無失点に抑えた。1月の自主トレ期間から計400球を投げ込むなど、“超速仕上げ”で磨いてきた直球に手応えをにじませた。

 三者凡退は一度もなかったが、粘り強くスコアボードに「0」を並べ続けた。「ストレートでファウルを取れていたんで良かった。低く丁寧に投げられたんじゃないかと思います」。持ち味を生かした投球に、充実の表情を見せた。1-0の四回には味方の失策も絡み、1死三塁と同点のピンチを背負うも、来田をツーシームで空振り三振。続く渡部は137キロの直球でバットをへし折り、遊ゴロで見事にピンチを脱出した。平田2軍監督も「三振を取ってほしいっちゅう場面で取れる。いい粘りを見せてくれた」と、投球術を評価した。

 この日、オープン戦で先発した新外国人のラグズデールらと開幕ローテ5、6番手を争う左腕。「開幕まで投げられても2、3試合。その中でしっかりアピールできたら」と視線を次に向けた。この日の投球同様、粘り強く熾烈(しれつ)な競争を勝ち抜く。

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